白長ネギの栽培……ひらめきのペットボトル栽培
砂地の畑での白長ネギの栽培には、
ネギを植えた溝に砂が崩れ落ち、苗が埋まってしまう等の弊害があり、
我が輩の仲間でも、砂に埋もれてもいいような大きな苗を買ってきて栽培しているのがほとんど。
種から育てている人はほとんどいない。
しかし我が輩は、種から挑戦……すでに植え替えするまでに育った。
まずは、セルポットから外した,ネギ苗を大中小と分けてみる
植え替えする場所は、ネギ苗のセルトレイを外した場所と、収穫の終わったスナップエンドウの株を掘り起こした場所に決定。
この場所で、鍬で25センチ位の深さの溝を掘るには、土を十分に湿らせる必要があり、水を撒いた後に作業を開始。
3年前に、同じ場所でネギ苗の植付をしたが、隣の畑の人が歩くたびに溝が崩れて苗が倒れて収穫まで至らなかった苦い経験がある。
この場所については、我が輩が気を付けていても隣の畑の人の行動まで制限することは出来ず、白長ネギを植えるには最悪の場所……しかしこの場所しか空いていない。
そこで考えたのが……ペットボトル栽培……
写真を見ても分かるように、正規の植え方では、左右の土が崩れればネギ苗は埋まってしまうのだ。
ここで我が輩が考えたペットボトル栽培を順を追って説明する。
- 掘った溝の端に、ペットボトルの筒を立てる(この時の我が輩の足場は溝の中)
- ペットボトル内側の四隅に深さ2センチ位の穴をあける
- 四隅に空けた穴にネギ苗を一本づづ差し込む
- ネギ苗を差こんだ後、棒切れを使って、ネギ苗の根元の土をペットボトルに押し付けるようにして穴を埋める
- 端から順に同様作業を繰り返す
大に分類したネギの苗が余った。
ほかに植える場所がないか?
ジャガイモの畝の横で人が歩く必要のない場所でなんとかならないか……
やってみた
ペットボトルがなくなったので、残りの大の白長ネギ苗を一般的な植え方で植えてみた。
ジャガイモは6月中旬に収穫予定。
ネギ苗が、どれだけが砂に埋まらずに残るか……失敗してもともとの気持ち。
最後に、もみ殻を散らせ水を撒いて作業終わり。
中に分類したネギの苗はお隣さんにあげました。
今後の作業については、ペットボトル内の白長ネギ苗の成長状態に合わせ、化成肥料などをすきこんだ砂をペットボトル内に継ぎ足し、継ぎ足しの砂がペットボトルの上まで来たとき、ペットボトルだけを抜き取る……
この様にすれば、砂が崩れることもなくネギの苗が成長、最終的には盛り土でネギの白い部分を長くしながら成長させる。
更に、ペットボトル栽培では、一般的にはネギの4苗を2本しか植えれない溝に4本植えることができる一石二鳥だ。
今後の成長記録に……こうご期待
白長ネギのペットボトル栽培は、ジョーンズと言われた男の専売特許みたいなものですが、砂地で家庭菜園をしている方は試してみては……