Jonesと言われた男

家庭菜園を主に呟きますが、時には脱線するかも……

素人が映画の主演……これ以上の褒美はないのでは‼

今日も、畑ネタがないので……脱線ネタで。。。

 

今週のお題「自分にご褒美」について書いてみるか……⁉

 

70歳を迎えた、田舎の爺が、

突然映画の主演として、カメラの前に立つことに‼

 

我が輩の生涯に、これ以上のご褒美がないのでは……?

 

 

2019年10月16日、午後7時46分、

我が輩のガラ系携帯に、

「村山です。撮影のスケジュールですが、

11/10-16でお願いしたいのですが大丈夫でしょうか?」

とのメールが入った。。。

 

村山とは、Wikipediaに、

 

村山和也 1982年3月15日生

     映画監督、映像ディレクター

2002年にニューヨーク市立大学在学中に短編映画から映像制作を始める

2004年に日本に帰国後、CM制作会社を経て、

2008年よりミュージックビデオ・CMを中心に映像ディレクターとして活動をスタート。2016年の初監督映画堕ちるが、

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017のオフシアター(長編)部門にて、

スペシャル・メンションを受賞。

32分の短編ながら異例の劇場公開となりシネマート新宿ほかで公開された。。。

 

などと、紹介されている男。。。

 

我が輩と、村山監督との関りは、5~6年前になるが、

我が輩が、「千穂ちゃん、ごめん!」と題して出版した電子書籍

を読んだ村山監督が、訪ねて来たことから始まった。。。

 

村山監督は、

電子書籍に書かれていることについて、

我が輩から詳細に話を聞いた後、

「聞いた話を元に、映画を作ってもいいか……?」

との話になった。。。

 

当時の話は、

自宅で我が輩が話している内容を録音録画して、

「映画の、エンドロールに使ってもいいか……?」

との内容であった。。。

 

当時は、

「それ位なら……」との軽い気持ちで了承をした。。。

 

その後、村山監督とは、2~3年連絡がなかったのであるが、

突然、先に書いた内容のメールが送られてきた。。。

(その間、村山監督は、自主映画製作の資金の準備をしていたらしい )

 

我が輩は、メールを見て、

映画の撮影現場に立ち会って、

電子書籍に書いていないことなどを説明するのか……?

 くらいに思って、「大丈夫です」との返信をした。。。

 

その後、何度か連絡を取り合い、

ロケハンにも同行するようになって、

我が輩が、映画の主演として、

出演することになっていることを知った。。。

 

この様なことについての事前の話は全くなく、

いきなりであった。。。

 

映画の主演になっていることが判ったとき、

正直「驚くとともに、戸惑った……?」が、

連絡を取り合う内に、村山監督の熱意が感じられ、

村山監督の映画作りに、協力しなければとの思いに至り、

「我が輩は、まな板の鯉状態……」になった。。。

 

映画の題名についても『とら男』と……

我が輩の幼少期の名前になっていることを、

撮影が終わるころに聞いて、知った。。。

 

映画の内容などについては、

ネタバレの問題もあり、詳しくは書けないが、、、

 

昨年11月10日~17日、石川県金沢市内とその周辺で、

今年7月3日~5日、神奈川県川崎市内で、

今年11月5日、愛知県名古屋市内で、

今年11月20日、石川県金沢市内で、

それぞれ撮影をして、

年末までに完成予定とのことである。。。

 

我が輩も、撮影に入ったころは、

恥ずかしいとの気持ちもあって、

不自然さが判るような動きしかできなかった。。。

 

村山監督の

「芝居はしないでください。

素人が芝居をすると、映画がつまらなくなりますから……

自然のままでお願いします……」

などと言われ、

「我が輩は、役者じゃない……」などと、

変に開き直っていた。。。

 

共演者の女優「加藤才紀子」さんに、

1日の撮影が終わるたびに、我が輩は聞いていた。。。

 

「今日の演技は何点ですか……?」

 

加藤さんからは、毎回同じ返答が。。。

 

「演技は、その人の内面が映るもので、

点数を付けれるものではありません……」

 

コロナの関係もあって、撮影に1年間かかったが、

何から何まで、生まれて初めての経験をさせてもらった。。。

 

映画の世界とは、全く無縁の我が輩が、

人生の終焉を迎える前に、長編映画に出演する。。。

それも主演として……‼

映像は、永遠に残る。。。

 

誰も、経験したいと思っても、

出来ない経験を、我が輩はさせてもらった。。。

 

これ以上の、自分に対するご褒美はないのでは……⁉

 

映画は、今月末に完成予定で、

完成後は、国外の映画コンクールに出品してから、

国内の劇場に、上映の交渉をするとのことである。。。

 

我が輩は、映画の撮影と同時進行で、

「古希を迎えた田舎の爺が映画の主演に‼」

と題した、エッセーを書きあげた。。。

 

書き上げたエッセーは、

Amazonkindleに電子書籍(会員読み放題)

で、公開している。。。

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我が輩は、この電子書籍を公開した後、

映画などの世界に、

「ネタバレ」と言う言葉があることを知った。。。

 

映画完成の前に、

エッセーをAmazonkindleに登録したことについて、

村山監督に、申し訳のないことをしたのでは……⁉

と反省しきり。。。

 

村山監督からは、

良い映画はネタバレしても面白いですし、

宣伝してもらって問題ないです!

 

との、温かい言葉をもらって、一安心。。。

 

我が輩は、村山監督に、

どうしても確認したいことがあったので、

撮影が終わった後、聞いてみた。。。

 

最初の話では、

我が輩が自宅で話をしている映像を、

エンドロールとして使いたいとのことであったが、

なぜ、我が輩を映画の主演に出すことにしたのか……⁇

 

村山監督が言うには……

我が輩を、映画の出演にと決めた理由は、

 

「2時間の映画に出ていても、飽きることのない顔をしている……」

とのこと。。。⁇

 

映画の世界では、

10分見れば飽きる顔と、

2時間見ていても飽きない顔があるらしい……⁇(笑)

 

喜んでいいのか、悲しんでいいのか……‼