雨の日に……カボチャの授粉作業⁉
今週のお題「100万円あったら」
朝、目を覚ましたら……外は雨。。。
畑には、
今日、受粉が必要なカボチャの雌花が1個咲いていた。。。
雨の中での受粉作業を終え、
今週のお題「575」の一句とともに、
ブログの記事として載せようと思って、
パソコンを開いたところ、
今週のお題が変わっていた。。。
「575」から「100万円あったら」……
情緒的なお題から、いきなり現実的なお題に。。。
実は、昨日布団に入って、
今日のカボチャの授粉作業と、
ブログの記事内容をイメージしながら寝た。。。
こじつけでも、
お題に沿ったブログの記事を書くことにした。。。(笑)
なに苦労せずに、100万円が使えたら。。。
雨の日に苦労もせずに、野菜の受粉作業が出来る、
ビニールハウスの設置費用にでも……⁇
ネットで単価を調べて見たら、
1㎡2万円となっていることから、
我が輩が使っている畑50㎡で、
丁度100万円で立派なビニールハウスが出来る。。。
カボチャの受粉作業は、
ビニールハウスでもない限り、
雨の日には絶対出来ない。。。⁇
これが野菜を作っている者の、
一般的常識である。。。
我が輩は、
「常識を常識と思うな、非常識が常識であることもある……」
との思いを持って、仕事をして来た。。。
非常識な、
雨の日のカボチャの授粉作業について紹介します。。。
カボチャの授粉作業をするために、
午前5時50分に家を出た。。。
見た通りの大雨で、農道も水浸し。。。
(車の運転席からの写真です……)
授粉を控えているカボチャの雌花と雄花……咲いていました。。。
写真を見て判るように、
昨日午後1時の天気予報で、
「夕方から雨模様で明日は朝から大雨」との情報を得て、
カボチャの花が咲いても、雨に当たらないように、
雌花のつぼみ1個、雄花のつぼみ3個にナイロン袋を被せた。。。
カボチャの開花日については、
長年カボチャの栽培に関わっていると、
開花2日前には確実に分かります。。。
1個、見落とした雄花があった。。。
・受粉作業の手順
傘をさしながら畑へ入り、
雄花をビニール袋に覆ったまま付け根を指で切り、
車のハッチバックドア(ハッチバックドアの無い車は車内)の下で、
雄花の花びらをはずす作業をする。。。
1、畑から取って来た雄花
ナイロン袋を被っているときは、萎んでいるのか……⁇
と思うように見えたのですが、
ナイロン袋を取ったとたんにパッと開いてくれました。。。
2、雄花の花びらを外して受粉作業の準備。。。
取り合えず、雄花3個の花びらを外す。。。
プラスチックケースは、家を出るときに閃いたもので、
車からカボチャの雌花のある場所まで、
10メートル位足場の悪い畑の中を歩かなければならず、
授粉用の雄花の柱頭に雨が当たらないように運ぶための知恵とでも。。。
3、雌花に受粉
雌花を覆っているナイロン袋を外して、
受粉作業をしている間に、
雌花に雨があたらないように、
もう1本の傘を使って一時雨よけ。。。
雌花は、ナイロン袋を外した途端に、
萎んでいたのがパッと開きました。。。
雌花の柱頭に雄花の花粉を付け、
1本の雄花の柱頭を雌花の花びらの中に入れたまま、
新しいナイロン袋を被せた。。。
ナイロン袋が風で飛ばされないようにクリップで止め作業終了。。。
以上、
雨の日のカボチャの受粉作業について書きましたが、
授粉が成功したか否かは、
2~3日雌花の状態を見なけばわからないもので、
後日結果も載せたいと思います。。。
昨日考えていた「575」を一句……
「雨の日の カボチャの授粉 出来るかな」
お粗末でした。。。